栃木県・株式会社せんきん様より「仙禽 初槽 直汲み 純米原酒 三種」入荷しました!
原材料:米・米麹
原料米:ドメーヌさくら山田錦(栃木県さくら市産)
ドメーヌさくらひとごこち(栃木県さくら市産)
精米歩合:麹:40% 掛:50%
アルコール度数:16度(原酒)
日本酒度:非公開
酸度:非公開
アミノ酸:非公開
使用酵母:非公開
当店販売価格:720ml税抜1,600円 1800ml税抜3,200円
一つのタンクで三つの表現・・・「仙禽 初槽 直汲み三種」限定入荷!
三部作のお酒は全部、同じ仕込みの醪(もろみ)から搾ったお酒です。
搾りのタイミングを迎えた醪は、ヤブタとか槽とか袋とかで搾るわけですが、
その搾り工程の初期にでてくるのが「あらばしり(荒ばしり)」、
中間期に出てくるのが「中取り(中汲み)」、
最後に出てくるのが「攻め(責め)」と呼ばれます。
通常は最初から最後まで一つのタンクに入れてしまい、
全体を一緒にして商品化するのですが、
それを敢えて分けることで、それぞれを商品にするケースもあります。
そして、微妙な味わいの違いを体感してほしいと考える蔵元が三部作として出荷するのです。
「あらばしり」薄く濁り、細身のボディにフレッシュ感を肉付け。
フワッとして甘味を感じながらも辛みと酸味でキュッと締まる!一番最初に垂れる「あらばしり」。
薄く澱がからんでいますが、ギュッとしぼった白ブドウのようなさわやかな香り、
口中に広がるエネルギッシュな甘みと酸味が最後にコーティングしてくれます。
澱をからめますと、さらに若々しさを増し、オレンジピールの香り、
さらにエネルギッシュなジューシーさを演出しています。
「中取り」薄くおりが絡む、ボリューム増して圧倒的な感性度!
搾りの中間「なかどり」は最もバランスが良いと言われる部位。
あらばしりよりも落ち着きがあり、贅沢な甘さを主張しています。
マスカットのような香りを散りばめ、しっかりと美しいボディーを表現しています。
脳醇な甘みと追いかけるように静寂な酸が見え隠れします。
この高次元な甘みと酸味のバランスは往年の仙禽を彷彿とさせます。
「攻め(責め)」ドメーヌ米の骨格が現れた!
搾りの最後の部位が「せめ」。
今回、蔵元のオススメなのがこの「せめ」丁寧に造り込んだお酒は
最後の一滴まで美味しくなるようで、透明感のあるクリアな甘みと
酸味の絶妙なバランスが表現されています!
心地良い香りから始まりアフターのバランスまでバッチリです!